診療案内・診療方針
診療案内 | 診療方針 |
診療案内
加古川市で開業している動物病院です。 犬と猫を中心にその他エキゾチックアニマルを対象に、内科、皮膚科、整形外科、鍼灸治療から予防、避妊・去勢まで総合的な診療を行っています。 また、エコー(超音波)、レントゲン、CT検査機器などの最新設備を整備しています。 |
診療科目
◆手術
◆内科(ガン、心臓疾患、腎臓疾患、肝臓疾患など)
◆皮膚科
◆鍼灸(椎間板ヘルニア、神経麻痺など)
◆予防(ワクチン、狂犬病、フィラリアなど)
診療方針
「丁寧で、良質な治療を」。
バークレー動物医療センターでは、飼い主の方が本当に望まれる治療を、高い精度で実現するために力を注いでいます。
望まれる治療を
獣医師が良かれと思う治療が、必ずしも飼い主の方にとって望ましい方法ではないものです。私たちの役目は、飼い主様のお話にしっかり耳を傾け、ご希望をかなえるための最善の方法をご提案していくこと。症状や治療法について丁寧にご説明し、十分に納得いただく過程を私たちは大切にしています。 例えば、腫瘍が進行して脚を切断したほうがいいけれど、「それでは犬が可哀想」と断脚しない方法を望む飼い主様もいらっしゃいます。ある時はよく話し合った末に腫瘍周辺のみを切除する手術を選択し、患部周辺を徹底的に焼き付ける措置を施しました。幸い再発することもなく、飼い主様にはとても喜んでいただきました。 |
質の高い治療を
ご希望に沿った治療法を的確に実現するには、獣医師側に高い見識と技術が求められます。断脚を選ばなかった先の例でも、再発を防ぐにはどの範囲を切除すればいいかを適切に判断する必要がありました。執刀に際しても、周辺の神経には触れないよう細心の注意を要します。 こうした治療を実現するため、バークレー動物医療センターではまず症状や治療法について徹底的に調べることを重視しています。CTやエコー(超音波)など先端的な検査機器を用いて症状を正確に把握し、先人の知恵と経験が集積された成書と呼ばれる研究書を参照しながら最適な治療法を考えます。 手術では先端的な機器を積極的に導入し、高度な施術に取り組んでいます。電気メスや電動マイクロドリルを使って精細な作業に対応し、麻酔の繊細なコントロールによって安全な手術の進行を支えます。 動物の体に与える負担をできるだけ減らし、飼い主の皆様に喜んでいただく。そんな診療を、バークレー動物医療センターはこれからも追求していきます。 |
山本 晃輝 医学博士・獣医師 |
主な研究業績
「Inhibition of natural killer cytotoxicity invitro by clinical grade serine protease inhibitors」
「自家末梢血幹細胞採取及び移植時の血中M-CSFの変動」
「SE-9000を用いた末梢血幹細胞採取液中の幹細胞数の測定と臨床応用」
「4℃保存血小板製剤の再評価」
「Calcein-AMを用いたNK活性の測定と蛋白分解酸素阻害剤による影響」
「蛋白分解酸素阻害剤によるNK細胞活性の抑制(第2報)」
「血球計数器によるPBSCTハーベスト中の幹細胞測定」
「末梢血幹細胞採取液中のRANTES、P-selectin及びInterleukin8」
「自己血貯血に伴う免疫能の変化」
「IL-1Raが好中球の走化性および貪食能に及ぼす影響」
「横隔膜ヘルニアにおける外科療法でのMarlexポリエチレンメッシュの利用法について」
「犬猫の白血球減少症ウイルスに対する遺子組替えヒトG-CSF製剤の応用」
「犬Babesia症へのクリンダマイシンの使用経験」
「NK活性でみた腫瘍細胞に対するkillingの機序と薬剤proteaseinhibitorとの関わりに関する実験」
「小型犬のNYHA3僧房弁形成術による治験例」
「副腎皮質機能亢進症を疑った猫にトリロスタンを用いた症例