犬は混合ワクチン、狂犬病、フィラリア。
猫はワクチンの接種を忘れずに

ウサギやハムスターなどと違い、犬や猫には伝染病の予防が欠かせません。
犬の場合はフィラリア対策も必要です。
定期的な予防接種と投薬を忘れずに実地してください。

 

犬にも猫にも予防接種が必要

犬や猫は生まれた時に母親から得た免疫が次第に低下していくため、放置すると感染症にかかりやすくなります。そこで定期的に予防接種を行い、免疫力を高める必要があります。

予防接種は、ウィルスによる感染を防ぐワクチンが基本となります。

犬なら生まれた年に3回、以後は毎年1回ワクチンを接種します。初年度は、生後50日頃に最初の予防接種を行い、生後3カ月までの間にさらに1、2回受けます。犬の感染症は、ジステンパーや伝染性肝炎、パルポウィルス、レプトスピラーなど9種類あります。予防接種には、個々の感染症のウィルスに応じたワクチンを複数混合したものを用いるのが一般的です。

犬のワクチン接種

初年度のワクチンは…計3回

初年度以降は毎年1回になります

 

さらに犬には、狂犬病の予防接種を年1回受けることが法律で義務付けられています。初年度は生後91日以降のできるだけ早い時期に、翌年以降は4月頭から6月末までに行うよう求められています。忘れずに受けてください。

狂犬病の予防接種

初年度は…

初年度以降は4月頭~6月末までの間に毎年1回

 

猫の場合、予防で必要なのは基本的にはワクチンの接種だけです。猫ウィルス性鼻気管炎、猫カリシウィルス、猫クラミジア病などの感染症に対応した混合ワクチンを用います。接種回数は初年度で2回(外へ出る機会が多い場合は3回)、その後は毎年1回ずつとなります。犬に比べると予防措置が少なくて済むのは、飼いやすい点と言えるでしょう。

 
猫のワクチン接種

初年度は2回それ以降は毎年1回

 

犬には 年8回以上のフィラリア予防も

犬を飼う際にもう1つ忘れてはいけないのがフィラリアの対策です。

フィラリアは、蚊によって運ばれた犬糸状虫(イヌフィラリア)が犬の体内に入り込み、成長して心臓に寄生する病気です。フィラリアにかかると心臓の働きが衰え、腹水がたまる、喀血するといった症状にもつながり大変危険です。これを防ぐには、蚊の活動期を中心とする年8カ月の期間、毎月飲み薬や塗り薬を使う必要があります。

予防薬は、体内に入った幼虫が成長して血管内に侵入するまでの間に犬糸状虫を駆除します。血管内に入る前の幼虫を確実に排除するためには、薬の効力が途切れないようにすることが大切です。毎年8回以上薬を摂取していればフィラリアは確実に予防できるので、飲み忘れ、塗り忘れのないように気をつけてください。

フィラリアの症状

フィラリアに感染してしまうと…

フィラリアの症状

心臓・肺・肝臓・腎臓などが
様々な異常をきたします

 
フィラリアの予防

蚊の活動期を中心とする
年8ヶ月の期間は…

手術までの流れ

毎月1回薬を摂取
※飲み忘れ、塗り忘れに要注意

 

フィラリアは確実に予防できます。元気に遊べるようしっかり薬を摂取しましょう。

 

定期検診で病気を早めに発見する

動物は、自分で体の不調を訴えることができません。人間と同様に、あるいは人間以上に定期検診によって早めに病気を発見することは大切になります。

犬の場合、特に小型犬では心臓弁膜症にかかる比率が高いため、エコー(超音波)検査を受けるようにしてください。年2回の定期検診をお薦めします。

猫の場合、いずれ腎臓が悪くなることは避けられません。血液や尿の検査を定期的に行って、症状の進行を早めに把握しておくことが大切です。

犬の場合…

年2回のエコー検査

年2回のエコー検査

 
猫の場合…

定期的な血液や尿の検査

定期的な血液や尿の検査

 

 

 

 

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