肺の異物切除術~なぜ植物の茎が肺に?~

近隣の動物病院様からご紹介いただいた症例です。

 

1歳の猫ちゃんで肺に異常があるとのこと。

CT検査をしたところ左肺の下部が真っ白になっていました。

 

膿などが溜まっている事が考えられたため、肺の切除術を行いました。

※手術中の写真があるためご注意ください。予めご了承いただいた場合のみお進みください。

胸を開いて肺を見ると、予想通り大量の膿がありました。

 

機能しなくなった肺の切除をしようと患部を引っ張り出してみたところ

 

何と!植物の茎が肺に刺さっていました。

これが原因で肺が化膿していたのです。

 

切除した肺です。

 

長年、獣医師をしていますが、肺に植物の茎が刺さっているというのは初めての経験でした。

原因は分かりませんが、考えられるのは2つ。

 

1つ目は、外の草むらで遊んでいた時に、茎が皮膚を突き破り肺まで刺さってしまったパターン。

2つ目は、あまり考えられませんが、口から茎が入って食道ではなく気管に入って肺まで到達してしまったパターン。

 

どちらにせよ、大変珍しいです。

今回は飼い主様が猫ちゃんの異常にいち早く気付き、手術ができたので事なきを得ました。

 

動物達は痛みを隠しがちなので、異常に気付くのが難しいです。

飼い主の皆様は、日頃から動物達をしっかりと見てあげて、いつもと違うなと思ったら、些細なことでも動物病院にご相談下さい!

 

当院の手術についてはコチラから

カテゴリ|新着症例

ページトップへ