生後1カ月の猫ちゃんの開腹手術 ~外傷性の横隔膜ヘルニア~

先日、生後1カ月ほどの野良猫ちゃんの開腹手術をしました。

車で猫ちゃんを轢いてしまった、と当院に来院いただいている飼い主様が駆け込まれました。

 

レントゲン検査から外傷性の横隔膜ヘルニアと診断しました。

※横隔膜:胸腔と腹腔の境にある膜状の筋肉

 

▼通常の胸部レントゲン▼

 

横隔膜により胸部と腹部に境があるため、心臓など各臓器がはっきりと見えます。

 

▼今回の横隔膜ヘルニアの猫ちゃん▼

 

横隔膜が破れていることにより、胸部側に腹部の体液や腸管ガスが流れ込むなど、各臓器が分からない状態です。

 

緊急オペを実施しました。

※手術中の写真があるためご注意ください。予めご了承いただいた場合のみお進みください。

こんなに小さい子を手術することはあまりないので、いつも以上に緊張します。

 

写真で伝わらないのが残念ですが、各臓器がとっても小さいです。

 

横隔膜を胸部筋肉に縫い合わせています。

 

手術4日後の様子です。

 

術後は手術部位を舐めたり、掻き壊したりしないように、エリザベスカラーやエリザベスウェアをつけます。

 

ただし、生後1カ月のこの猫ちゃんに合うカラーやウェアは無いので、先生がお手製のエリザベスウェアを作ってくれています♪

 

まだ予断は許しませんが、順調に回復してくれています。

早く元気になってね!

 

当院の手術についてはコチラから

カテゴリ|新着症例

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