バークレー便り
5月28日に腹腔内病変の病理学セミナーをオンラインで受講しました。
講師は米国獣医病理学専門医の先生です。
実際にあった症例を例題にして、検査や診断のポイント、治療プランについて学びました。
例えば、胆嚢に腹水が溜まっている場合、
・エコー検査での胆嚢の様子
・滲出液の色
・滲出液の成分(赤血球など)
などの検査結果から
①胆嚢破裂と判断して緊急手術
②胆嚢炎と判断して内科治療
③消化管穿孔の可能性を考え手術
上記のような可能性を考え、適切なプランを立てていく必要があります。
適切に診断をし、治療を行っていくには病理学が必要です。
病理学(びょうりがく、英: pathology)とは、
病気の原因、発生機序の解明や病気の診断を確定するのを目的とする、医学の一分野である。
※Wikipedia参照
日進月歩する医療に置いていかれないよう、日々勉強していきます。
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