バークレー便り
台風19号による被害は甚大で、
人はもちろん、多くのワンちゃん・ネコちゃんも大変な状況を強いられています。
災害などの緊急時の準備はできていますか?
いざという時のために、
自分たち家族のためでなく周囲の人たちのことも考えて、
動物達の避難準備もしておきましょう。
①1週間分のフード&水
災害時、被災動物に救援物資が届くのに時間がかかります。
長期保存ができるもので、なるべく軽いものが良いでしょう。
②排泄物を処理する袋・新聞紙・ティッシュ・ペットシーツ・ビニール袋
避難時であっても排泄物の処理は周りの避難者への最低限のマナーですね。
③ケージ・キャリーバッグ
小型犬・ネコ・うさぎ…など、小動物は必需品です。
大型犬も用意できる人は用意しましょう。
また、名前・住所も書いておきましょう。
④リード・首輪
普段から首輪やリードには身元の確認ができるように迷子札を付けたりしましょう。
万が一、離れてしまっても飼い主様のもとに戻ってくる確率が高くなります。
⑤薬(特に持病のある子)
災害時、被災動物に救援物資が届くのに時間がかかります。
長期保存ができるもので、なるべく軽いものが良いでしょう。
⑥動物用の靴または靴下
避難時にがれきやガラスで足を負傷してしまった子が多かったようです。
⑦マイクロチップ
災害時に飼主様と離れてしまった場合、
マイクロチップを入れておくと、
すぐにセンサーで読み取れ飼主様の番号が分かります。
⑧狂犬病予防注射鑑札・済票
毎年ワクチン接種を行った際に鑑札が発行されます。
首輪などに付けておくと、登録番号で飼主様の名前・住所が分かります。
災害時は、伝染病が流行しやすくなります。
毎年のワクチン接種は必須です。
⑨ノミ・ダニ予防
ノミダニは飼主様にも感染する人獣共通感染症を引き起こします。
⑩不妊(避妊・去勢)手術
避難所では発情中の動物たちがお断りされることがあります。
事前の準備が必要です。
その他にも、避難所での生活を考慮し、
普段からケージに慣らす、
他の人や動物に慣らすなど、訓練しておくと良いです。
また、環境省が作成したペットの飼い主向けの災害対策ガイドラインに、
災害発生時に飼い主が行うべき行動として、
「避難中のペットの飼養環境の確保」があります。
避難所では、ルールに従い、
飼い主様同士が助け合い、協力することが必要です。
ペットだけを車中に残すときは、
車内の温度に常に注意し、十分な飲み水を用意しておきましょう。
施設に預ける場合は、条件や期間、費用などを確認し、
後でトラブルが生じないよう、覚書などを取り交わすようにすると良いです。
環境省動物愛護管理室のホームページも確認しておきましょう。