バークレー便り
2021年12月17日、アメリカンケネルクラブ(AKC)主催でアメリカのフロリダ州で第2回全米最速犬競技会が行われました。
優勝候補の犬種
まずは優勝候補を紹介します。
①グレーハウンド
※写真はイタリアン・グレーハウンドです
最速の犬種であるグレーハウンドは、時速70キロものスピードで走ることができます。
※100mの世界記録をもつウサイン・ボルト氏のトップスピードは時速45キロ
グレーハウンドは、視覚の鋭い猟犬のグループに属し、細身の体型や長い脚、細長い頭のおかげで速く走ることができます。
②サルーキ
無駄な贅肉や、俊敏な動きを阻害する骨量や筋肉がないスリムなボディラインを持ちます。
長く力強い足は、瞬発力と持久力に長けています。
優美で長い耳を持つサルーキは、猟犬としてエジプトのファラオにも愛されました。
③ウィペット
小型のグレーハウンドのような見た目です。
ビクトリア時代の英国で、炭鉱夫によって作られた犬種です。
ドッグレースが好きだが、大型犬を飼えるような場所やお金がなかったため、品種改良されました。
最速犬の栄光は誰に!?
白とブロンドの毛を持つオスのウィペット「リース」ちゃんがライバルたちを制して、優勝しました!
100ヤード(約91メートル)を5.769秒、時速にすると57キロだそうです!
日本でも最速犬を決めるイベントが開催されることもあるようなので、「うちの子は足が速い!」と自信のある方は参加してみてはどうでしょう?
トレーニングのために、ドッグランを利用する場合は以下ご注意を。
①最低限のしつけをしておきましょう
しつけができていないと、他の犬とのトラブル問題になりかねません。
日頃からしつけを徹底しておきましょう。
②ワクチン予防接種を済ませておきましょう
ドッグランでは多くのワンちゃんと接触する機会があります。
愛犬のが病気を移されないように、また他のワンちゃんに病気を移さないように、狂犬病ワクチンと混合ワクチンを済ませておきましょう。
またワクチン接種証明書の提示を求められることもありますので、利用するドッグランに確認しておきましょう。
③フィラリア・ノミ・マダニ予防といった寄生虫予防を済ませておきましょう
ノミは痒みやアレルギーの原因になります。
マダニはSFTSや日本紅斑熱など、人にも感染する人獣共通感染症などの怖い病気を媒介します。
蚊が媒介するフィラリアは、心臓に寄生して、最悪命に関わる病気です。
ドッグラン利用に関わらず、寄生虫予防を徹底することをオススメします。
④愛犬の体調管理をしっかりしておく
ワンちゃんは体調が優れない場合でも、人間のように飼い主様へ不調を訴えることができません。
そのため食欲や表情、行動、排泄などから、愛犬の健康状態を把握しておきましょう。
体調が優れない場合は、無理にドッグランに連れて行かず、必要に応じて動物病院に相談しましょう。