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血液検査機器が新しくなりました!

2020/09/18(金) 院長 山本晃輝

血液検査機器が新しくなりました。

 

 

よりコンパクトでより速く、より多くの項目が測定できます。

各メーカーさんのご協力で無償で交換して頂きました。

ありがとうございます(^^)/

 

 

血液検査には主に以下2種類があります。

・生化学検査

・血球検査

 

今回の血液検査機器は生化学検査を行うためのものです。

 

 

<生化学検査とは?>

 

血液中に含まれている様々な成分を分析して、

・異常の発見

・病気の診断

・治療の判定

等に利用します。

 

臓器ごとで検査項目は異なります。

各項目には基準値(一般に正常と判断される範囲)があり、

それと比べて数値が大きく上回っている、下回っているかで、

病気の有無を判断していきます。

 

 

<生化学検査項目の例>

 

◆栄養状態

・TP(総タンパク質):血液中のたんぱく質の総量

・ALB(アルブミン):血液中の肝臓で作られるたんぱく質の総量

 

◆腎臓系疾患

・BUN(尿素窒素):腎臓から排泄される老廃物。

・CRE(クレアチニン):腎臓から排泄される老廃物。

 

◆肝臓・尿道系疾患

・ALT:主に肝細胞に存在する酵素。肝細胞にダメージを受けると数値が上昇。

・AST:肝細胞、心筋、骨格筋に含まれる酵素。それらの臓器がダメージを受けると数値が上昇。

・ALP(アルカリホスファターゼ):胆道系の細胞に多く含まれダメージを受けると数値が上昇。

・NH3(アンモニア):タンパク質の代謝過程で生成される有害物質。通常は肝臓で退社・解毒されて尿として排泄。

・T-Bil(総ビリルビン):赤血球中のヘモグロビンの代謝産物。

 

◆脂質異常

・T-Cho(総コレステロール):血液中のコレステロール総量

・TG(トリグリセリド):血液中の中性脂肪量

 

◆糖尿病

・GLU(血糖値):血液中のグルコース(ブドウ糖)濃度

 

 

各項目に基準値があると言いましたが、

その基準値はその子によって変わってきます。

 

そのため、健康な頃のデータを蓄積して、

その子の正常値を把握しておくことが大切です。

 

これからも飼い主様により適切な情報をお届けできるよう努めてまいります。

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