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院長 山本晃輝 自己紹介はこちら

【院内セミナー】健康診断に必要な眼科検査

2021/05/11(火) 院内セミナー

4月9日に眼科スペシャリストの先生による眼科の院内セミナーを実施しました。

 

ワンちゃんには様々な眼科疾患があるのですが、

犬種によってなりやすい眼科疾患が多数あります。

 

犬種によってなりやすい眼科疾患について、

異常を発見するための検査について学びました。

 

いくつか眼科疾患をご紹介します。

 

白内障

白内障とは?

本来透明であるはずの水晶体の一部または全体が白く濁り、視力が失われていく眼科疾患です。

 

発症が若齢(6歳未満)または進行が非常に早い場合には、

目の圧力(眼圧)が上がる緑内障や炎症による網膜剥離などにより失明につながるおそれもあります。

 

こんな症状に注意

・物にぶつかる

・階段を上り下りするのを嫌がる

・薄暗い場所の散歩を嫌がる

・急にびっくりする

・投げたボールを見失う

などの症状が見られます。

 

もし、愛犬の視力低下や、目が白く濁っていると思われる症状がみられたら、

なるべく早く動物病院に相談して検査を受けて下さい。

 

治療方法

大きく分けて内科的治療と外科的治療に分けられます。

初期の場合は内科的治療を行い、進行を遅らせます。

 

ただし、予防の効果があっても進行した白内障を完治させることはできないため、

あくまでも白内障の治療は外科的治療(手術)が主となります。

 

緑内障

緑内障とは?

目の中の水(眼房水)が溜まり、目の中の圧力(眼圧)が上昇することによって、

目の痛みや視覚障害を引き起こす病気です。

 

視覚機能はダメージを受け続けると元に戻らなくなるため、

できる限り早く眼圧を下げる必要があります。

 

こんな症状に注意

目が張っている(目が大きく見える)

・目が白っぽく濁る

・痛そうに目をしょぼつかせる

・瞳孔が開く

・目をこする

・充血

・物にぶつかりやすくなる

 

治療方法

内科的治療と外科的治療があり、

目の状態によって治療内容が異なります。

 

初期の場合は内科的治療(点眼)で眼圧をコントロールし、

進行している場合には外科治療を行います。

 

その他眼科疾患

その他にも眼科疾患は多岐にわたり

・角膜潰瘍

・進行性網膜委縮

・ぶどう膜炎

・ドライアイ

など様々あります。

 

どの眼科疾患の場合でも、点眼治療が必須となる場合がほとんどです。

 

そのためにも、仔犬の頃から顔周りを触られることに慣らしておくことが大事です。

そうすることで眼科検査もスムーズに行うことができ、

病気の早期発見にも繋がっていきます!

 

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