症例日誌|加古川 バークレー動物病院

犬がかかりやすい病気

新しい麻酔薬

日本で開発された理由も相まって人の医療では随分前から使用されていた吸入麻酔薬を

私もヒト医療にいた事もあったのでその麻酔薬をかなり前から購入していたのですが、

いざ使用するとなると動物医療ではほとんど使用されていないため事故を考えて使いませんでした。

ですが、

多くの勤務の先生方の麻酔や救急に対する知識などに助けられて最近、使用する事となりました。

 

麻酔の歴史は

古くはガラス瓶に「エーテル」を入れてネズミを眠らせる。から始まり、

続いて「ハロ―セン」麻酔が登場し画期的な吸入麻酔となりました。

弊社、理事長は日本の動物医療ではかなり初期からこの「ハローセン」麻酔を使用していましたので

私も随分助かりました。

 

その後、「イソフルラン」麻酔薬が開発されより安全により速やかに覚醒する非常に貴重な吸入麻酔薬となり

現在 世界中の動物医療で愛用されています。

この「イソフルラン」麻酔薬はかなり優秀なのですが、

前述の日本で開発され人医療で幅広く使用されている「セボフルラン」という麻酔薬に使用を変えています。

 

旧:イソフルラン

 

 

新:セボフルラン

 

「イソフルラン」より速く効き、速く覚めます。

投与量の幅もあり覚醒しやすいので血圧の安定などより安全になりました。

 

麻酔は間違えてはいけないものなので、

麻酔薬と麻酔機器には工夫が施されています。

 

 

勘の良い方は上の写真でお気づきかもしれませんね。

もう少しアップにしてみます。

 

先ほどの麻酔の写真と見比べてみましょう。

イソフルランは紫色、

セボフルランは黄色に統一されています。

 

緊急手術などで一刻を争う時でも

万が一でも間違えないように、視覚で分かりやすくなっています。

 

これからもより安全な治療を行えるよう努めていきます。

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