バークレー便り

院長 山本晃輝 自己紹介はこちら

【院内セミナー】内視鏡実技セミナー

2020/06/09(火) 院内セミナー

【内視鏡セミナー】

 

当院では今年、より精度の高い最新機種の内視鏡を導入しました。

 

本日「、6月9日に獣医師の内視鏡の手技向上のため、

内視鏡の実技セミナーを実施しました。

 

 

~講師~

 

内視鏡機器メーカー 担当者の方

 

内視鏡練習用の模型をお持ちいただき、

 

・内視鏡の動かし方

・鉗子の使い方

 

などについて勉強しました。

 

 

 

 

~内視鏡って?~

 

「内視鏡」は聞きなじみのない飼い主様もいらっしゃると思うので、

何ができる機器なのか簡単に説明します。

 

人では「胃カメラ」として馴染み深いかと思います。

 

先端にカメラのついた細い柔軟なチューブを口から挿入し、

胃や腸などの消化管内の検査をすることができます。

 

カメラ上で炎症や出血部位がないか確認したり、

組織の一部を採取し、腫瘍の良性/悪性などを調べることもできます。

 

また、動物さんだと異物を飲み込んでしまった時などに、

開腹手術をすることなく異物除去することができます。

※異物の大きさや種類になどによって開腹手術が必要な場合もあり

 

動物さんの体への負担を最小限に抑えることができます。

 

内視鏡を実施する時は全身麻酔下で行います。

 

 

~どんな時に内視鏡検査/処置を実施するの?~

 

□ 食欲がない

□ よく嘔吐をする

□ 下痢が止まらない

□ 血便が出る

□ 異物を飲み込んだ

 

 

内視鏡の手技を向上させることで、

より短い時間で検査や異物除去を終わらせることができます。

 

それは動物さんの体への負担軽減にもつながっていきます。

 

今後も獣医師一同、技術向上に努めていきます!

記事一覧|2020年6月

ページトップへ