バークレー便り

院長 山本晃輝 自己紹介はこちら

CTの院内セミナーを実施しました!

2019/01/23(水) いぬねこ

2019年1月17日にCTのスペシャリストをお呼びして、

CTの院内セミナーを実施しました。

 

CTはただ設備として持っていても意味がありません。

動物にとっていかに負担が少なく撮影できるか、

撮影したCT画像を適切に読影(画像から所見を読み、診断を下すこと)できるか、

といったことがとても大事です。

 

今回は理事長、院長をはじめ、

当院勤務の獣医師がセミナーに参加し、CTの最新知識を学びました。

 

 

〜テーマ〜

CTオペレーター養成講座

第一回 小動物領域でのCT

 

〜講師〜

奈良動物二次診療クリニック

 米地 謙介 先生

 

 

CTって何?と思われている方もいらっしゃると思うので、簡単に説明します。

CTを撮影することで、より確定的な診断をし、最適な治療や手術を行うことができます。

 

CT検査例1)骨盤骨折

レントゲンでは確認できないような骨折の複雑度合いなどを、

3D画像で見ることで、

より正確に異常箇所を見ることができます。

 

 

CT検査例2)腫瘍

腫瘍が見つかった際、

その腫瘍がどれだけ浸潤しているのか、

他の臓器に転移していないのかなどを把握することができます。

そのため、お腹を開く前に、

切除可能な部位がどこか、

また手術自体が適応なのか、そうでないのかなどがわかり、

手術計画を立てることができます。

 

 

 

今後も定期的にセミナーを実施する予定ですので、

学んだ知識を飼い主さんと動物たちに役立てていきたいと思っています。

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